オカガニの放卵

    カニの放卵といえば、「クリスマス島のアカガニ」が有名ですが、西表島でも毎年6月から9月の満月前後に、小規模ながら卵をいっぱい抱えたオカガニのメスたちがゾロゾロと海へ降りていくのを見ることができます。
  道路を横断したオカガニは砂浜の水際を目指し、ゆっくり移動します。月明かりに照らされながら寄せては返す波に合わせるように、メスたちは波打ち際で脚を踏ん張り、体を激しく震わせて放卵します。

  オカガニの産卵は八重山諸島の場合、旧暦の6、7月の大潮に最初のピークを迎え、8月が中休み。9、10月に再び小さなピー
クがあります。

  西表島のほかにも各島で見られますが、宮古の池間島などが規模の大きさで有名です。


放卵の模様のRealビデオです。

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